武装親衛隊はドイツ国防軍と同様に武装親衛隊少将(Generalmajor der Waffen-SS)の位を使用していた。もっとも武装親衛隊少将(Generalmajor der Waffen-SS)には一般親衛隊の親衛隊少将(SS-Brigadeführer)の階級も合わせて授与されるのが通例であった。
一般親衛隊の親衛隊少将が武装親衛隊少将位を必ず所持しているとは限らなかった。武装親衛隊と関係があると認められる一般親衛隊の親衛隊少将のみ武装親衛隊少将位が授与されていたようである。一方、警察業務にあたる一般親衛隊少将は、警察少将(Generalmajor der Polizei)の階級を同時に所持している者が多い。一般親衛隊・武装親衛隊・警察の階級3つとも併せて所持している者も少なくはない。この三者の階級の境界は曖昧である。