覚心 平十郎(覺心 平十郎[1][2][3]、かくしん へいじゅうろう、前名・政造[4]、1879年(明治12年)7月17日[5] - 没年不明)は、日本の酒造家[3]、資産家[6]、兵庫県多額納税者[4][7][8]、会社役員。族籍は兵庫県平民[9][10]
人物
兵庫県人・先代平十郎の長男[4][7][11]。先代は1代にして巨万の富を積んだ[1]。
1913年、家督を相続し、前名・政造を改める[7][11]。酒造業を営む[7][9][11]。また加島屋取締役、恵美酒銀行監査役などをつとめる[2][4][7][11]。
貴族院多額納税者議員選挙の互選資格を有する[5]。精力は絶倫で、頭脳明晰、統理経営の才に長じる[3]。趣味は囲碁[7][11]。宗教は真宗[4][7][11]。住所は西宮市本町[4][7][8]。
家族・親族
- 覚心家
脚注
参考文献
- 『全国五十万円以上資産家表 時事新報社第三回調査』時事新報社、1916年。
- 東洋新報社編『大正人名辞典』東洋新報社、1917年。
- 開国社編『日本案内 正巻之中』開国社、1919年。
- 人事興信所編『人事興信録 第6版』人事興信所、1921年。
- 人事興信所編『人事興信録 第7版』人事興信所、1925年。
- 『全国貴族院多額納税者議員互選人名総覧』銀行信託通信社出版部、1932年。
- 交詢社編『日本紳士録 第37版附録 多額納税者名簿』交詢社、1933年。
- 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第12版 近畿・中国・四国・九州篇』帝国秘密探偵社ほか、1938年。
- 人事興信所編『人事興信録 第12版 上』人事興信所、1940年。
- 人事興信所編『人事興信録 第14版 上』人事興信所、1943年。