西條 三恵(さいじょう みえ、8月6日[1] - )は、元宝塚歌劇団月組の娘役。
兵庫県神戸市[1]、愛徳学園出身[1]。身長162cm[1]。愛称は「みえ」[1]。
来歴
1994年、宝塚音楽学校入学。
1996年、宝塚歌劇団に82期生として入団。入団時の成績は4番。月組公演「CAN-CAN/マンハッタン不夜城」で初舞台。その後、月組に配属。
1998年の「ブエノスアイレスの風」(ドラマシティ公演)で初ヒロイン。同年の「シンデレラ・ロック」でバウホール公演初ヒロイン。
2000年の「ゼンダ城の虜」で新人公演初ヒロイン。
2001年11月8日、「血と砂」(バウホール・日本青年館公演)千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団。
人物
芸名は祖父・西条凡児に由来する[1]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
初舞台
月組時代
- 1996年7月、『CAN-CAN』『マンハッタン不夜城』(東京宝塚劇場)
- 1996年9 - 11月、『チェーザレ・ボルジア』 - 新人公演:サンチャ(本役:千ほさち)『プレスティージュ』(宝塚大劇場のみ)
- 1996年12 - 1997年2月、『バロンの末裔』 - 新人公演:ヘレン(本役:千紘れいか)『グランド・ベル・フォリー』(宝塚大劇場)
- 1997年2 - 3月、『Non-STOP!!-午前0時に幕は開く-』(バウホール・日本青年館)
- 1997年4月、『バロンの末裔』 - 新人公演:ヘレン(本役:千紘れいか)『グランド・ベル・フォリー』(東京宝塚劇場)
- 1997年6 - 8月、『EL DORADO』(宝塚大劇場) - エストレリャ、新人公演:ルナ(本役:水沢葉月)
- 1997年8 - 9月、『FAKE LOVE』(バウホール・日本青年館・愛知厚生年金会館) - ナディーヌ
- 1997年11月、『EL DORADO』(東京宝塚劇場) - エストレリャ、新人公演:コンチータ(本役:水沢葉月)
- 1997年12月、『Alas』(ドラマシティ)
- 1998年2 - 7月、『WEST SIDE STORY』 - 新人公演:アニタ(本役:樹里咲穂)
- 1998年8月、『ブエノスアイレスの風』(ドラマシティ) - イサベラ ヒロイン
- 1998年9 - 10月、『黒い瞳』 - パラーシカ、新人公演:エカテリーナII世(本役:千紘れいか)『ル・ボレロ・ルージュ』(宝塚大劇場)
- 1998年11 - 12月、『シンデレラ・ロック』(バウホール) - マドンナ・キャリー バウ初ヒロイン
- 1999年1 - 2月、『黒い瞳』 - パラーシカ、新人公演:エカテリーナII世(本役:千紘れいか)『ル・ボレロ・ルージュ』(1000days劇場)
- 1999年3 - 4月、『うたかたの恋』 - オフィーリア『ミリオン・ドリームズ』(全国ツアー)
- 1999年5 - 6月、『螺旋のオルフェ』 - ミア『ノバ・ボサ・ノバ』 - ラービオス、新人公演:ブリーザ(本役:千紘れいか)(宝塚大劇場)
- 1999年7月、『ブエノスアイレスの風』(神戸国際会館・日本青年館) - イサベラ
- 1999年8 - 9月、『螺旋のオルフェ』 - ミア『ノバ・ボサ・ノバ』 - ラービオス、新人公演:ブリーザ(本役:千紘れいか)(1000days劇場)
- 1999年10 - 11月、第1回中国公演『夢幻花絵巻』『ブラボー!タカラヅカ』(北京・上海)
- 1999年11 - 12月、『うたかたの恋』 - ステファニー皇太子妃『ブラボー!タカラヅカ』(全国ツアー)
- 2000年2 - 4月、『LUNA』 - イブ、新人公演:イレーネ(本役:千紘れいか)『BLUE・MOON・BLUE』(宝塚大劇場のみ)
- 2000年6 - 7月、ベルリン公演『宝塚 雪・月・花』『サンライズ・タカラヅカ』(フリードリッヒシュタット・パラスト劇場)
- 2000年8月、『LUNA』 - イブ『BLUE・MOON・BLUE』(博多座)
- 2000年9 - 11月、『ゼンダ城の虜』 - 新人公演:フラビア姫(本役:檀れい)『ジャズマニア』(宝塚大劇場のみ) 新人公演初ヒロイン
- 2001年1 - 2月、『いますみれ花咲く』『愛のソナタ』 - マルガレーテ、新人公演:マリー・テレーズ(本役:美々杏里)(東京宝塚劇場)
- 2001年3月、『Practical Joke(ワルフザケ)』(ドラマシティ・赤坂ACTシアター) - カレン・ロバーツ
- 2001年5 - 7月、『愛のソナタ』 - マルガレーテ、新人公演:マリー・テレーズ(本役:美々杏里)『ESP!!』(宝塚大劇場)
- 2001年8 - 9月、『大海賊』 - アン、新人公演:エルザ/アナ(本役:美々杏里)『ジャズマニア』(東京宝塚劇場のみ)
- 2001年10 - 11月、『血と砂』(バウホール・日本青年館) - ドンニャ・ソル 退団公演
出演イベント
- 1996年11月、久世星佳ディナーショー『ILLUSION-クリスタルと鏡の中の幻影』
- 1997年3月、久世星佳ディナーショー『ILLUSION-クリスタルと鏡の中の幻影』
- 1997年7月、第三回『アキコ・カンダレッスン発表会』
- 1999年5月、'99TCAスペシャル『ハロー!ワンダフル・タイム』
- 2000年9月、TCAスペシャル2000『KING OF REVUE』
- 2001年6月、TCAスペシャル2001『タカラヅカ夢世紀』
- 2001年7月、『月組エンカレッジ・コンサート』
宝塚歌劇団退団後の主な活動
舞台
- 2002年9月5日 - 9月18日『新版・四谷怪談 左眼の恋』(築地本願寺ブディストホール/梅田・HEP HALL)
- 2002年12月20日 - 2003年1月31日、『Shoes On!4』
- 2004年5月19日 - 5月23日、音楽と劇『暴力と夜、雨の中で』(築地本願寺ブディストホール)
- 2005年2月9日 - 2月13日、渡辺正行プロデュース『LDK〜ラストダンスはキッチンで〜』
テレビ
2002年
2003年
2004年
- 3月29日 - 9月25日、NHK 連続テレビ小説『天花』大町量子
- 7月23日、フジテレビ 金曜エンタテイメント『しあわせギフトお届け人(2)青野大洋 杜の都の事件帖』塚本千夏
- 10月16日、テレビ朝日 土曜ワイド劇場 和久峻三ミステリー『新・赤かぶ検事奮戦記16 飛騨高山〜能登和倉 喪服の似合う人妻の秘密』
- 12月1日、NHK『福祉ネットワーク』『めざせ介護の達人』
2005年
- 8月13日、テレビ朝日 土曜ワイド劇場 和久峻三ミステリー『新・赤かぶ検事奮戦記17 飛騨高山〜京都〜黒部、死体なき殺人!内部告発者の妻は危険な香り』
映画
- 2003年『秋聲旅日記』
- 2005年2月11日、『シベリア超特急5』謎の美人武道家のヒロイン・佐伯佳子
受賞歴
脚注
出典
参考文献
外部リンク