西平壌駅(ソピョンヤンえき)は朝鮮民主主義人民共和国平壌市西城区域にある、朝鮮民主主義人民共和国鉄道省の駅である。西平壌駅は「西」を冠するものの、平壌駅のほぼ北方に位置している。
乗り入れ路線
平義線と平羅線の2路線が乗り入れているが、同じ線路を併用している。
歴史
1929年11月16日、京義線の西平壌駅として開業[1]。朝鮮戦争の際に平壌-西浦間は壊滅し、戦争後にルートが変更されて建設されたため、今の西平壌駅は昔の位置と異なる[2]。
1961年より駅員は全員女性であり[3][4]、現在70名程が働いており、20余年に亘って無事故を保っている[4]。
隣の駅
- 朝鮮民主主義人民共和国鉄道庁
- 平義線・平羅線
- 平壌駅 - 西平壌駅 - 西浦駅
脚注
注釈
- ^ 『日本鉄道旅行地図帳 朝鮮・台湾』(新潮社、2009年)所収の「駅名一覧」によると、日本統治下において「西平壌」は「にしへいじょう」と読まれた。
出典
参考文献
- 『日本鉄道旅行地図帳 朝鮮・台湾』新潮社、2009年。
- 国分隼人『将軍様の鉄道 北朝鮮鉄道事情』新潮社、2007年1月20日。
関連項目