蔣 雁行(しょう がんぎょう)は中華民国の軍人。北京政府、直隷派の軍人。字は賓臣。
事績
北洋武備学堂卒業後に日本へ留学する。1901年(光緒27年)、陸軍士官学校第1期歩兵科に入学した。卒業・帰国後に、江蘇江北督練公署参議兼陸軍第13協協統に就任する。その後、江北都督、江淮検察使に異動した。
1912年(民国元年)、東海荒墾局局長に就任する。1913年(民国2年)8月、江北護軍使に昇進した。1914年(民国4年)、北京政府陸軍訓練総監に異動した。1916年(民国5年)10月、綏遠都統に就任するが、翌年7月に辞任して、いったん引退した。
1920年(民国9年)8月、参謀本部次長に就任し、復帰する。1923年(民国12年)3月、蒙疆善後委員会委員に異動した。民国14年(1925年)10月、呉佩孚の下で14省聯軍総参謀長に任命された。1926年(民国15年)8月、署陸軍総長となる。1927年(民国16年)1月、罷免されて下野した。1931年(民国20年)以降は北平に居住している。
1941年(民国30年)、死去。享年67。
参考文献