蒲生 正男(がもう まさお、1927年2月17日 - 1981年6月2日)は、日本の社会人類学者。
人物
東京生まれ。1950年明治大学政治経済学部政治学科卒業。泉靖一に師事。東京都立大学助手などを経て、明治大学教授。日本民族学会会長。アルフレッド・ラドクリフ=ブラウンの影響を受け、全体主義的機能主義によるフィールドワーク重視の実証的研究を試みた[1]。
著書
- 『日本人の生活構造序説』誠信書房 1960
- 『増訂・日本人の生活構造序説』ぺりかん社 1978
編共著
翻訳
- B.マリノウスキー『未開人の性生活』泉靖一,島澄共訳 河出書房 1957 のち新泉社
- ジョン・ビアッティ『社会人類学 異なる文化の論理』村武精一共訳 社会思想社 1968
- M.フリード, M.ハリス,R.マーフィー編『戦争の研究 武力紛争と攻撃性の人類学的分析』大林太良,渡辺直経共訳 ぺりかん社 1970
- エルマン・R.サーヴィス『狩猟民』現代文化人類学 鹿島研究所出版会 1972
追悼論文集
論文
脚注