菅原 チネ子(すがわら ちねこ、本名若狭 チネ子〈わかさ ちねこ〉、1938年9月3日 [1] - 2016年6月26日[2])は、日本の女優、声優。岩手県東磐井郡東山町(現 - 一関市東山町)出身[3]。劇団朋友所属。
来歴・人物
日本大学芸術学部演劇学科卒業[1]。1962年、劇団文化座に入団[1]。『炎の人』の女学生役が初舞台[1]。その後、劇団東芸を経て[4]、劇団新人会(現 - 劇団朋友)に入団[5]。
「渡る世間は鬼ばかり」第1シリーズに出演し、看護婦長役を演じた。
「白い巨塔」「太陽にほえろ!」にも出演し、舞台や声優としても活躍した。
2016年6月26日未明、肺がんのために東京都内の病院で死去。77歳没[6]。
出演作品
テレビドラマ
映画
- マルサの女2(1988年、東宝 / 伊丹プロ)- 大衆食堂のおかみさん 役(菅原ちね子 名義)
吹き替え
脚注
- ^ a b c d 「新劇俳優名鑑」『新劇便覧』テアトロ、1965年、278頁。
- ^ “女優の菅原チネ子さん死去 「渡る世間」の看護婦長役など”. スポーツニッポン. (2016年6月28日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/06/28/kiji/K20160628012863980.html 2016年6月28日閲覧。
- ^ 岩手年鑑 編「文化」『岩手年鑑』(昭和41年版)岩手日報社、271頁。
- ^ 『出演者名簿』《昭和49年度版》著作権資料協会、1973年、221頁。
- ^ 「新劇俳優名鑑」『新劇便覧1981』テアトロ、1981年、末120頁。
- ^ “女優の菅原チネ子さん死去 『渡る世間は鬼ばかり』などに出演”. ORICON NEWS (2016年6月28日). 2020年7月26日閲覧。