荻生駅

荻生駅
旧駅舎(2009年4月)
おぎゅう
Ogyu
T28 東三日市 (0.8 km)
(1.0 km) 長屋 T30
地図
所在地 富山県黒部市荻生5276
北緯36度52分30.31秒 東経137度27分34.78秒 / 北緯36.8750861度 東経137.4596611度 / 36.8750861; 137.4596611座標: 北緯36度52分30.31秒 東経137度27分34.78秒 / 北緯36.8750861度 東経137.4596611度 / 36.8750861; 137.4596611
駅番号 T29
所属事業者 富山地方鉄道
所属路線 本線
キロ程 38.6 km(電鉄富山起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
72人/日
-2019年-
開業年月日 1922年大正11年)11月5日
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荻生駅(おぎゅうえき)は、富山県黒部市荻生にある富山地方鉄道本線である。駅番号はT29

歴史

年表

  • 1922年大正11年)11月5日:黒部鉄道の駅として開業。
  • 1943年昭和18年)
    • 1月1日:富山県内の全鉄道会社が富山電気鉄道を中心とする富山地方鉄道(地鉄)に統合され、同社の黒部線となる。
    • 11月11日:旧黒部鉄道の路線は600Vから1500Vへの昇圧とプラットホーム改修等の工事が完了し、電鉄富山駅からの直通運転が開始された[1]
  • 1969年(昭和44年)8月1日:貨物営業を廃止[2]
  • 2019年令和元年)12月25日:移転新築された駅舎の利用が開始[3]

駅舎改築

2020年(令和2年)4月に市内の3つの中学校が統合し、旧桜井中学校敷地内で黒部市立明峰中学校が開校することとなり、駅利用者が100人以上増加することが見込まれるようになった。旧駅舎の待合室は12 m2でトイレは男女共用という手狭な状況にあり、また、通学時に踏切を渡る必要があったため、2017年平成29年)3月、黒部市は、線路を挟んだ旧駅舎の反対側に駅舎およびホームの屋根を新築する計画を立てた[4]

総事業費約1億6千万円をかけて延べ約85 m2の駅舎(待合室およびトイレ)を新築したうえ、スロープや駐輪場も整備し、2019年(令和元年)12月25日に完成式を行い、同日利用開始[3]

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームの長さは65mで、41.5 mの屋根が設けられている[3]

かつては交換可能駅で[2]相対式ホーム2面2線を有する構造であったが、線路は撤去されている。廃止されたホームは、その跡が残っている。

旧駅舎は1922年の開業時から存在していた[3]木造駅舎を有する無人駅であった。2020年1月以降解体[3]

利用状況

「統計黒部」[5]によると、2019年度の一日平均乗降人員は72人であった。乗降人員は以下の通りである。

年度 一日平均
乗降人員
2003年 88
2004年 85
2005年 87
2006年 89
2007年 87
2008年 86
2009年 81
2010年 83
2011年 83
2012年 83
2013年 83
2014年 80
2015年 84
2016年 81
2017年 85
2018年 83
2019年 72
2020年 61
2021年 55
2022年 63

駅周辺

隣の駅

富山地方鉄道
本線
アルペン特急・特急
通過
急行(上りのみ運転)・普通
東三日市駅 (T28) - 荻生駅 (T29) - 長屋駅 (T30)

脚注

  1. ^ 黒部市歴史民俗資料館 第5回特別展 黒部の鉄道史
  2. ^ a b 『JR・私鉄全線各駅停車7 北陸・山陰820駅』(185頁)、1993年7月20日、小学館
  3. ^ a b c d e 『北日本新聞』2019年12月25日付25面『地鉄荻生駅 線路向かいに移転 来春開校 統合中学の最寄り駅 踏切をわたらず登校OK』より。
  4. ^ 黒部市が新駅舎建設へ-荻生駅、中学統合、生徒通学で 読売新聞2017年3月18日31ページ富山地方版
  5. ^ 黒部市の統計書「統計黒部」”. 黒部市. 2024年8月30日閲覧。

関連項目

外部リンク

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