荻生駅(おぎゅうえき)は、富山県黒部市荻生にある富山地方鉄道本線の駅である。駅番号はT29。
歴史
年表
駅舎改築
2020年(令和2年)4月に市内の3つの中学校が統合し、旧桜井中学校敷地内で黒部市立明峰中学校が開校することとなり、駅利用者が100人以上増加することが見込まれるようになった。旧駅舎の待合室は12 m2でトイレは男女共用という手狭な状況にあり、また、通学時に踏切を渡る必要があったため、2017年(平成29年)3月、黒部市は、線路を挟んだ旧駅舎の反対側に駅舎およびホームの屋根を新築する計画を立てた[4]。
総事業費約1億6千万円をかけて延べ約85 m2の駅舎(待合室およびトイレ)を新築したうえ、スロープや駐輪場も整備し、2019年(令和元年)12月25日に完成式を行い、同日利用開始[3]。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームの長さは65mで、41.5 mの屋根が設けられている[3]。
かつては交換可能駅で[2]、相対式ホーム2面2線を有する構造であったが、線路は撤去されている。廃止されたホームは、その跡が残っている。
旧駅舎は1922年の開業時から存在していた[3]木造駅舎を有する無人駅であった。2020年1月以降解体[3]。
利用状況
「統計黒部」[5]によると、2019年度の一日平均乗降人員は72人であった。乗降人員は以下の通りである。
年度
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一日平均 乗降人員
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2003年
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88
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2004年
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85
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2005年
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87
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2006年
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89
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2007年
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87
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2008年
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86
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2009年
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81
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2010年
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83
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2011年
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83
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2012年
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83
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2013年
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83
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2014年
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80
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2015年
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84
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2016年
|
81
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2017年
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85
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2018年
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83
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2019年
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72
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2020年
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61
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2021年
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55
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2022年
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63
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駅周辺
隣の駅
- 富山地方鉄道
- ■本線
- ■アルペン特急・■特急
- 通過
- ■急行(上りのみ運転)・■普通
- 東三日市駅 (T28) - 荻生駅 (T29) - 長屋駅 (T30)
脚注
- ^ 黒部市歴史民俗資料館 第5回特別展 黒部の鉄道史
- ^ a b 『JR・私鉄全線各駅停車7 北陸・山陰820駅』(185頁)、1993年7月20日、小学館
- ^ a b c d e 『北日本新聞』2019年12月25日付25面『地鉄荻生駅 線路向かいに移転 来春開校 統合中学の最寄り駅 踏切をわたらず登校OK』より。
- ^ 黒部市が新駅舎建設へ-荻生駅、中学統合、生徒通学で 読売新聞2017年3月18日31ページ富山地方版
- ^ “黒部市の統計書「統計黒部」”. 黒部市. 2024年8月30日閲覧。
関連項目
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外部リンク