『私を喰べたい、ひとでなし』(わたしをたべたい ひとでなし)は、苗川采による日本の漫画作品。『電撃マオウ』(KADOKAWA)にて、2020年10月号から連載中[3]。
多くの妖怪を惹きつける血肉を持つ少女・比名子のもとに、彼女を食べたいという人魚の汐莉が現れ、比名子が成熟するまで他の妖怪から彼女を守り、いずれ食べると約束するところから始まる物語[1]。
2021年6月には第2巻の発売記念として本作のイメージPVが公開された[4][5]。また百合ナビの第5回百合漫画総選挙のストーリー部門で9位に選ばれた[6]。テレビアニメが2025年に放送予定[1]。
あらすじ
過去に事故で家族を失い、心に暗い影を落としたまま日々を過ごしていた比名子のもとに、あるとき人魚の少女汐莉が現れる。比名子の血肉は妖怪たちにとっては特別に美味であり、汐莉も比名子が成熟するまで外敵から比名子を守るためにやってきたのだという。事故以来、漠然と死を望んでいた比名子はそれを受け入れ、食べられる日を待つことになる。
登場人物
声の項はテレビアニメ版の声優。
- 八百歳 比名子(やおとせ ひなこ)
- 声 - 上田麗奈[1]
- 本作の主人公。海辺の街で一人暮らしをしている女子高生[7]。
- 近江 汐莉(おうみ しおり)
- 比名子のもとに現れた人魚の少女[7]。
- 社 美胡(やしろ みこ)
- 比名子のクラスメイトで幼なじみ。正体は「オキツネ様」として知られる人喰いの妖怪[8]。
作風
本作の舞台は海辺の穏やかな田舎町のイメージで設定されているが、一部は愛媛県伊予市[4]など作者の苗川の地元である中予地方がモデルとなっている。
仄暗い少女たちの拗れた関係が描かれている。
書誌情報
テレビアニメ
2025年に放送予定[1]。アニメーション制作はスタジオリングスで、シリーズ元請けとなるのは本作が初である[1]。
スタッフ
出典
参考文献
外部リンク
電撃マオウ連載中の漫画作品 (2024年12月26日時点) |
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通常連載 |
オリジナル | |
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メディアミックス |
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休載中 | |
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