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この項目では、宗教儀礼上重要な祭祀を行う日について説明しています。その他の用法については「祭日 (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
祭日(さいじつ)は、宗教儀礼上重要な祭祀を行う日のこと。
なお、日本で国民の祝日を俗に「祭日」と称することもあるが[1]、本来国民の祝日は「祭日」に当たらない[2]。
本項目では、日本の皇室(宮中)祭祀と、各宗教に関する祭日について記載する。
皇室祭祀
皇室祭祀令により定められた大祭日及び小祭日を指す。大祭日の大半は祝日とともに国家の休日として法制化されたことから、祭日と祝日を合わせて祝祭日と称することもあったが、皇室祭祀令は1947年(昭和22年)5月2日に廃止され、現在は日本に法定の「祭日」は存在せず、以降の宮中祭祀に踏襲されて一部は名称を変えて国民の祝日になっている日付がある。
大祭日
天皇自ら親祭する日。
期日の定まっているもの
期日の定めの無いもの
以上の日付は『年中行事事典』p322(1958年(昭和33年)5月23日初版発行 西角井正慶編 東京堂出版)による。
小祭日
天皇自らが礼拝し、掌典長が祭典を行う日。
期日の定まっているもの
期日の定まっていないもの
各宗教
各宗教に関する祭日(祝祭日、祝日)を列挙する。教派、教義により異なる。
キリスト教
ユダヤ教
イスラーム教
符号位置
脚注
注釈
- ^ a b c d 式年祭は3年、5年、10年、20年、30年、40年、100年及び以後100年毎に実施される。
- ^ 英照皇太后は明治天皇の嫡母、昭憲皇太后は大正天皇の嫡母であるため、皇室祭祀令における「先后の例祭」「皇妣たる皇后の例祭」がともに適用された。父子間で皇位継承が行われる限り、先后と皇妣たる皇后は基本的に一致する。
- ^ 昭憲皇太后が崩御したのは4月9日だが、公式の崩御日は4月11日であるため。
出典
参考文献
- 『オックスフォード キリスト教辞典』 E. A. リヴィングストン 編、木寺廉太 訳、教文館、2017年
関連項目