眞保 智絵(しんぼ ちえ、1965年11月16日[1] - )は、日本の銀行家。野村ホールディングス執行役員、野村證券代表取締役副社長。前野村信託銀行社長。神奈川県出身[2]。結婚前の姓「鳥海」と結婚後の姓「眞保(真保)」の両方を用いる[3]。
来歴
フェリス女学院中学校・高等学校を経て[1]、早稲田大学法学部に進学[4]。1989年に大学を卒業後、野村証券に女性総合職二期生として入社[1][5]。同期の総合職300人中、女性は眞保を含めて7人だけだったという[1]。株式担当を長く務め、1996年にはスタンフォード大学経営大学院に留学した[1][5]。この他、資本市場部、エクイティ部、秘書室等に勤務した[4]。
2005年、女性初の野村ホールディングス社長政策秘書[5]。その後、キャピタル・マーケット部を経て、2010年6月、野村ホールディングス経営企画部長に就任[1]。2012年から執行役員[1]。2014年4月1日付で野村信託銀行取締役兼代表執行役社長に就任[1]、日本の銀行(信託銀行を含む)では初の女性トップとなった[4][5]。2018年4月野村證券営業部門企画統括専務執行役員[5][6]。2020年7月、野村ホールディングス執行役員兼コンテンツ・カンパニーカンパニー長を兼任[7]。2023年4月、野村證券代表取締役副社長兼執行役員副社長コンテンツ・カンパニー・サステナビリティ・金融経済教育管掌[8]。野村證券初の女性副社長となる[9][10]。
脚注