『皆殺しのバラード』 (原題: 仏: Du rififi à Paname、英: The Upper Hand)は、1966年に公開されたフランス、西ドイツ、イタリア合作の映画。オーギュスト・ル・ブルトンの小説を原作にしている。主演はジャン・ギャバン、ジョージ・ラフト、ゲルト・フレーベ[1]。
フランスでは初公開時、1,983,477人の動員を記録した[2]。
あらすじ
ポール・ベルジェはパリの裏社会の支配者であると同時に、金の密輸にたけていた。ある日、フランス国外にある彼の拠点が襲われる。そして、妻のイレーヌが誘拐され、参謀役である親友のバルテルも執拗な脅迫を受ける。ポウロは、シカゴ・トリビューンの記者を自称するマイクから「攻撃を仕掛けたのはチャールズというアメリカ人だ」と吹き込まれる。チャールズの正体はアメリカ秘密警察からのスパイであり、ポウロに会見を申し込む。チャールズとの2度目の会見の後、爆発が起き、チャールズとその関係者が死す。そして、ポウロを待ち受けていたのはマイクとノエル刑事だった。
キャスト
脚注
- ^ DU RIFIFI A PANAME
Monthly Film Bulletin; London Vol. 34, Iss. 396, (Jan 1, 1967): 26.
- ^ “Du rififi à Paname”. Box Office Story. 2021年11月17日閲覧。
外部リンク