白岩川(しらいわがわ)は、富山県を流れる二級河川。白岩川水系の本流である。
地理
富山県中新川郡立山町の上市町との境界にある大辻山(標高1,361m)に源を発する。白岩川ダムを経て、下流の水橋地区に流れ、富山市水橋川原町と富山市水橋町の境界から日本海に注ぐ。
主な支流
なお、堀江荘設置当時(平安時代末期)は、上市川も支流となっていた[1]。
歴史
古くは、常願寺川が白岩川と河口を共有していた。常願寺川との合流後の名称は「水橋川」と称し、白岩川は、その支流であった。明治時代のヨハネス・デ・レーケによる改修で常願寺川が西側に付け替えられたことにより、水橋川は川幅を縮小し白岩川に含められた[2]。1909年11月23日、白岩川改修竣工式が行われた[3]。
白岩川流域は稚子塚など複数の古墳が見られ、まとめて白岩川流域古墳群と言われる。
流域の自治体
- 富山県
- 中新川郡立山町、上市町、舟橋村、富山市
脚注
- ^ 『舟橋村史』(2016年5月、舟橋村発行)65頁。
- ^ 『北日本新聞』2015年4月20日付朝刊8面『とやまの橋 40 東西橋』より。
- ^ 『舟橋村史』(2016年5月、舟橋村発行)538頁。