座標: 北緯37度20.1分 東経139度52.4分 / 北緯37.3350度 東経139.8733度 / 37.3350; 139.8733
田島地震(たじまじしん)とは、1943年(昭和18年)8月12日に、日本の福島県会津地方で発生したマグニチュード(M)6.2の地震である[1]。那須山付近で発生した地震としては観測開始以来最大規模の地震であった[2]。
概要
1943年8月12日、13時50分頃、福島県会津地方の田島町(現:南会津町)付近を震源とする地震が発生。震源の深さはおよそ26 kmで、地震の規模マグニチュード(M)は6.2であった[3]。M5.3の余震が8月13日と28日に発生している[4]。
震度
震度2以上の地点は以下の通り。
当時はまだ、特定の市区町村にしか震度計が設置されていなかったため、震度計で観測された最大震度は3であったが、被害状況や地震の規模などから、震央付近の震度はさらに大きかった可能性がある[3]。
被害
土蔵・住家の壁落ちや亀裂が入るなどの被害のほか、それほど大規模ではないが、崖崩れが起こるなどの被害が出た。震央付近では負傷者が出た。[5][6][7]
関連項目
脚注