田口 省吾(たぐち せいご、1897年5月25日[1] - 1943年8月14日)は、日本の画家。
人物
田口掬汀の三男として秋田県角館町に生まれる[2][注釈 1]。麻布中学校、東京美術学校洋画科卒業[1]。在学中は藤島武二に、1923年からは石井柏亭に師事[2]。第2回中央美術社展に「薔薇」が初入選。第10回二科展に「漁夫の娘」が入選。1929年から1932年までフランス留学。1932年二科会会員に推挙。1943年8月14日、胸部疾患のため死去[1]。
息子は作家の高井有一。高井の『夢の碑』に、河西珊吾として登場する。
主要作品
脚注
注釈
出典
- ^ a b c 『角館人物鑑』1983年、高川地久男、p.123-124。
- ^ a b “田口省吾「岩礁」”. 秋田市立千秋美術館 収蔵品データベース. 2024年8月16日閲覧。
外部リンク