牧野 淳一郎(まきの じゅんいちろう、1963年1月6日 - )は、日本の天文学者。学術博士。東京工業大学教授を経て、神戸大学大学院教授。専門分野は計算天文学。
岐阜県生まれ。杉本大一郎の研究室である宇宙地球科学教室にてN体シミュレーション専用計算機GRAPEの開発を行い、初期のGRAPEシリーズを伊藤智義らと共に開発する。その後、GRAPEのASIC化へと進み、現在に至る。
経歴
賞罰など
- ゴードン・ベル賞(Gordon Bell Prize、1995、国外)研究室での受賞
- ゴードン・ベル賞(Gordon Bell Prize、1996、国外)同上
- 日本天文学会 林忠四郎賞(1998、国内)個人
- ゴードン・ベル賞(Gordon Bell Prize、1999、国外)研究室での受賞
- ゴードン・ベル賞(Gordon Bell Prize、2000、国外)研究室での受賞
- ゴードン・ベル賞(Gordon Bell Prize、2001、国外)研究室での受賞
- 情報処理学会 論文賞(2002、国内)共著
- ゴードン・ベル賞(Gordon Bell Prize、2003、国外)研究室での受賞
- ゴードン・ベル賞(Gordon Bell Prize、2012、国外)共同研究者との受賞
著作
逸話など
東京大学時代の牧野研究室にて、開発したGRAPEボードを搭載したメタルラックの愛称「マキーノ」は2ちゃんねる自作PC板などにおいてメタルラックの俗称として定着、2ちゃんねる界隈においてGRAPEなどの知名度を上げることとなった[1]。
関連項目
脚注
- ^ なお、商品名ERECTA SHELF(エレクターシェルフ)に代表される汎用ラックを、ラックマウントでない筐体用のラックとして使用することは、1990年代よりその筋では知られたソフトハウスであるアステック(現アールワークス)などで行われていた(参考文献: 『Unix Magazine』連載「ワークステーションのおと」100回(1997年3月号)、『選りすぐり ワークステーションのおと』(坂下 2004)に再録p.37、ソニーのオーディオラックにしか見えないNEWS用ラックにヒントを得てオーディオラック等を試した後に辿り着いた、という)。
参考文献
外部リンク