漫画家の佐藤秀峰が、漫画家と出版社との契約や、出版社・編集者との信頼関係に不信感を持っていたことから、自身の漫画を電子書籍として直販することを目的として2009年2月に「佐藤秀峰 on Web」として開設され、2010年3月31日に「漫画 on Web」として電子書籍の販売を開始[1]。
当時は電子書籍が広く普及しはじめていた時期で、漫画家自身がウェブコミックを直販するビジネスモデルは珍しかった。
2014年11月に、事業を電子書籍専門の出版社に転換し、直販を廃止。また電子書籍出版取次サービス「電書バト」を開始し、販売はKindleストアなどの外部の電子書籍ストアを利用することになった[2]。以降はウェブ漫画雑誌「マンガ on ウェブ」の制作・発行、佐藤漫画製作所が発行するウェブコミックのプロモーションが中心となっている。
投稿作品を掲載・販売するほか、ネームを対象とした漫画賞「ネーム大賞」も行っている。
2017年以降は「電書バト」は「マンガ on ウェブ」から独立し、佐藤漫画製作所の別部門として運営されている。