溝口 真希子(みぞぐち まきこ、1976年 - )は、日本の劇作家、脚本家、演出家、映画監督、演劇ユニット「ブス会*」主宰者。
来歴・人物
長崎県西彼杵郡長与町出身[1]。早稲田大学第一文学部卒業。
1996年、早稲田大学在学中、三浦大輔主宰の劇団「ポツドール」の旗揚げに参加。
2000年、三浦大輔と共同監督した自主映画「はつこい」が第25回ぴあフィルムフェスティバル審査員特別賞受賞、PFFin神戸でグランプリを受賞。
2006年にポツドール初の番外公演「女のみち」上演。脚本・演出を手掛ける。2007年“女”シリーズとして第2弾「女の果て」を上演[2]。
2010年、演劇ユニット・ブス会を旗揚げ[3]。
2015年、『男たらし』が第59回岸田國士戯曲賞の最終候補に[4]。
続く2016年にも『お母さんが一緒』が第60回岸田國士戯曲賞最終候補に選出される[5]。
2022年4月10日、任期満了に伴う杉並区長選挙に向けて結成された市民グループ「住民思いの杉並区長をつくる会」は、ベルギー在住のNGO職員の岸本聡子を擁立した[6]。東京都が主体の道路拡張計画による住居立ち退きに危機を感じていた溝口は、4月26日から岸本の街頭演説のそばでビラ配りを始めた。5月2日には人からカメラを借り、岸本と岸本を支援する住民らを動画で撮影し続けた[7]。区長選挙でYouTube配信していたシリーズ動画「○月○日、区長になる女」を元にして映画をペヤンヌマキ名義で監督[8][9][10]。2024年1月、『映画 ○月○日、区長になる女。』を発表した。
主な作品
舞台
- ポツドール「女」シリーズ公演
- 女のみち(2006年、THEATER/TOPS) - 作・演出
- 女の果て(2007年、赤坂RED/THEARTR) - 作・演出
- 演劇ユニット「ブス会*」公演
- 女の罪(2010年、リトルモア地下) - 作・演出
- 淑女(2011年、リトルモア地下) - 作・演出
- 女のみち2012(2012年、下北沢ザ・スズナリ) - 作・演出
- 男たらし(2014年、下北沢ザ・スズナリ) - 作・演出
- 女のみち2012 再演(2015年、東京芸術劇場シアターイースト) - 作・演出
- お母さんが一緒(2015年、下北沢ザ・スズナリ) - 作・演出
映画
テレビドラマ
- 「ペヤンヌマキ」名義
出演
ウェブ番組
脚注
外部リンク