源 泰清(みなもと の やすきよ)は、平安時代中期の公卿。醍醐天皇の孫。兵部卿・有明親王の三男。官位は従三位・左京大夫。
経歴
弾正大弼・木工頭・播磨守・大蔵卿などを歴任する。讃岐守在官中に豊楽院造営を手掛け、その功労により永延2年(988年)従三位に叙せられて公卿となる。また、同時に左京大夫に任ぜられている。
長保元年(999年)近江守に任ぜられるが、同年4月11日に薨去。享年64。最終官位は従三位左京大夫兼近江守。
官歴
系譜
脚注
- ^ 『親信卿記』
- ^ 『類聚符宣抄』8
- ^ 『小右記』
- ^ 『円融院御受戒記』
- ^ 『公卿補任』
- ^ 『大間成文抄』5
- ^ 『日本紀略』
参考文献