湾岸弥富インターチェンジ(わんがんやとみインターチェンジ)は、愛知県弥富市にある、伊勢湾岸自動車道のインターチェンジ (IC)である。
概要
豊田方面への入口と同方面からの出口のみをもつハーフインターチェンジである。当ICから四日市JCT方面へは連絡しないため、隣りの弥富木曽岬ICを利用する。
計画では当該ICと弥富木曽岬ICを合わせて「鍋田インターチェンジ」と称した。つまり2つのハーフICを合わせて1つのインターチェンジとして計画されていた。
日本の高速道路において、IC名を五十音順に並べると最後に来るICでもある。
当該ICは鍋田干拓地に敷設された。そのためIC周辺の地盤高さはT.P(Tokyo Peil : 東京湾の平均海面)-1.0 - 1.5 mと海抜以下である。当該ICに限らず、飛島ICから木曽三川付近に至る伊勢湾沿岸の区間は江戸時代以降、人為的に造成した埋め立て地や干拓地を通過することで、概ね海抜ゼロメートル前後の地盤高さである。
ICは愛知県弥富野鳥園、名古屋競馬場・競走馬トレーニングセンターに隣接することで、鳥類保護や防音への配慮からインターは遮光フェンス、ないし高層遮音壁で覆われている。また、付近一帯は鳥獣保護区に指定されている[6]。
歴史
周辺
接続する道路
料金所
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トールゲート入口(左)と出口(右)。
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レーン運用は、時間帯やメンテナンスなどの事情によって変更される場合がある[8]。
入口
出口
隣
- E1A 伊勢湾岸自動車道
- (10) 飛島IC / (10-1) 飛島JCT - (11) 湾岸弥富IC - (12) 弥富木曽岬IC
脚注
注釈
出典
参考文献
- 角晶隆・森山陽一「施工研究 平野部における橋梁・高架橋の基礎構造の計画と施工 第二東名・第二名神高速道路」『土木施工』第38巻第12号、山海堂、1997年11月1日、49-55頁。
- 森山陽一「特集 土木を結合するプレキャスト文化:第二名神高速道路 弥富高架橋」『橋梁』第32巻第11号、科学書刊株式会社・橋梁編纂委員会、1996年11月、42-49頁。
- 照明のデータシート No.1167「[愛知県]第二名神高速道路 飛島IC-湾岸弥富ICの環境配慮形照明」『照明学会誌』第86巻第7号、照明学会、2002年7月、421-422頁。
- 建設省中部地方建設局 名四国道工事事務所『三十年のあゆみ』名四国道工事事務所、1989年10月。
- 名古屋港管理組合議会事務局議事課『平成23年度版 名古屋港管理組合議会一年の動き No.46』名古屋港管理組合議会事務局、2012年5月。
関連項目