浜 平右衛門(濱、はま へいえもん、1882年(明治15年)7月27日[注 1] - 1949年(昭和24年)4月25日)は、明治時代後期から昭和時代前期の政治家、実業家、銀行家。貴族院多額納税者議員。幼名は小太郎。
経歴
浜佐太郎の長男として[注 2]、茨城県新治郡石岡町(現在の石岡市)に生まれる。1898年(明治31年)1月、家督を相続し、改名する。実業界にて石岡電気、鹿島参宮鉄道、北浦電気、太田製糸、常南電気、北総電気の各社長、常磐銀行、石岡銀行、水戸電気鉄道の各取締役など重役を歴任。ほか、茨城県醤油醸造組合、同信用組合の各組合長を務めた。
地方政界においては、石岡町会議員、同消防組頭、産業組合中央金庫評議員などを歴任した。1925年(大正14年)茨城県多額納税者として貴族院議員に互選され、同年9月29日[4]から1932年(昭和7年)9月28日まで在任した。
親族
脚注
注釈
- ^ 『議会制度七十年史 第1』では明治15年4月生まれ。
- ^ 『人事興信録 第8版』では先代平右衛門。
- ^ 『茨城人名辞書』ではトシ子。
出典
- ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、35頁。
参考文献