江戸川 蘭子(えどがわ らんこ、1913年(大正2年)11月13日 - 1990年(平成2年)11月5日)は、昭和期の歌手、女優。本名は大宮 まつ[1]。
経歴
東京市出身。1930年(昭和5年)日劇音楽舞踊学校卒業。多摩川京王閣を経て、1932年(昭和7年)10月、松竹歌劇団(SKD)に入団[2]。歌劇「ロザリア姫」等で人気を得る。1936年(昭和11年)退団[1]。
1933年(昭和8年)コロムビアからデビュー。タンゴを多く唄い、「タンゴ・ローザ」、「ラ・クンパルシータ」などを吹き込む。戦争に突入するにつれ、戦時歌謡を多く吹き込んだ。「たそがれの湖」や「ロッパのガラマサどん」、「船出は楽し」など東宝映画に出演する。1990年(平成2年)死去(享年77)[1]。
脚注
- ^ a b c 20世紀日本人名事典『江戸川 蘭子』 - コトバンク 2016年3月11日閲覧。
- ^ 「質問室」『東宝映画』9月号、東宝映画社、1938年8月、34 - 35頁。
外部リンク