江別市立大麻小学校(えべつしりつおおあさしょうがっこう)とは、北海道江別市大麻宮町にある市立の小学校である[1]。1901年(明治34年)2月18日設立[1]。
概要
校地面積が広く、花壇・ビニールハウス・遊具施設等に活用されている。校舎は築40年以上経っているため、低学年校舎と高学年校舎の耐震工事が行われた[2]。校区は公団をはじめ、集合住宅が多く、学校を取り巻く形で配置されている[2]。また、大麻体育館、えぽあホール、北海道立図書館等のスポーツや文化施設が近くにある[2]。
明治時代、屯田兵の授産農事として麻の栽培が奨励され、当時は「麻畑」という地名だったが、1935年(昭和10年)、地名が「大麻」に変更された[2]。 麻と関係の深い土地のため、校章は「大」の字を5枚の麻の葉で現し、中央に「小」の字を書き、まわりは江別の頭文字でふちどられたデザインとなっている[2]。
校区
大麻小学校の校区は以下の通りである[3]。
教育目標等
2024年度(令和6年度)現在の教育目標等は以下の通りである[1]。
- よく考え 実行力に富む 大麻の子ども
- よく考え 学習する子
- くじけず やりぬく子
- 明るく 元気な子
- はげましあい 助け合う子
教育活動
特色のある教育活動として、以下のものが挙げられる[1]。
一貫教育の取り組み
- 部活動見学
- 移動家庭学習展
- 出前授業
- 新入生説明会
- メモの習慣化
- ICT活用の系統表作成
地域一体型・学校顔づくり事業
- 各教科・総合的な学習の時間等における学校支援ボランティアの活用・拡大(体育の水泳学習・スキー学習の補助、実習や見学の補助等)
- PTAボランティア(図書室整備、読み聞かせ、ベルマーク集計、見守り、学級活動等)
- 積極的なボランティア活動(青少年赤十字社の活動やゴミ拾い活動等)への取り組み
- 習熟度別指導やTTによる学習指導の体制
児童数・学級数
学年
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1年生
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2年生
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3年生
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4年生
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5年生
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6年生
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特別支援
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計
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学級数
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2
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2
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2
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2
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2
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2
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4
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16
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児童数
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50
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43
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46
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39
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63
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62
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19
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322
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(2024年(令和6年)5月1日現在[1])
歴史
1901年(明治32年)に「麻畑簡易教育所」と称し、第4学年までの1学級複式校として開校し、1947年(昭和22年)に、現在の「大麻小学校」に改称した[2]。1964年(昭和39年)より道営住宅地として造成が開始され、児童数が増加し、1969年(昭和44年)には 1,345名を数え、同年より大麻東小学校、大麻西小学校、文京台小学校と分離していった[2]。平成に入り、児童数が減少し、現在は16学級(特別支援学級4学級含む)となっている[2]。
沿革
学校の沿革は以下の通りである。
- 1901年(明治34年)02月 - 「麻畑簡易教育所」と称し、第4学年までの1学級複式校として開校式を挙行。
- 1908年(明治41年)04月 - 「尋常科5学年設置麻畑教育所」と改称、裁縫科を設置。
- 1909年(明治42年)04月 - 尋常科6学年を設置。
- 1916年(大正05年)04月 - 「札幌郡麻畑尋常小学校」と改称。
- 1926年(大正15年)07月 - 江別町麻畑青年訓練所を付設。
- 1941年(昭和16年)04月 - 「大麻国民学校」と改称。
- 1947年(昭和22年)04月 - 「大麻小学校」と改称。
- 1969年(昭和44年)11月 - 大麻東小学校分離。
- 1971年(昭和46年)12月 - 大麻西小学校分離。
- 1987年(昭和62年)03月 - 文京台小学校分離。
- 1997年(平成09年)07月 - 姉妹校の西グレシャム小学校と姉妹校提携調印。
- 2007年(平成19年)04月 - 特別支援学級開設。
アクセス
大麻小学校の所在地及びアクセスは以下の通りである[4]。
所在地
アクセス
脚注
- ^ a b c d e “江別市立大麻小学校”. 江別市. 2024年9月28日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “江別市立大麻小学校 - 学校の概要”. 2024年9月28日閲覧。
- ^ “小中学校通学区域”. 江別市. 2024年8月15日閲覧。
- ^ “江別市立大麻小学校 - アクセス”. 2024年9月28日閲覧。
関連項目