残間 里江子(ざんま りえこ、1950年3月21日 - )は、出版・映像・文化イベントなどのプロデューサー。CS-TBS番組審議委員。
宮城県仙台市生まれ、中学1年生の時から静岡県富士市で育つ[2]。
略歴
太字は現職。
⚫︎結婚したが離婚。シングルマザーで息子が一人。
エピソード
- 静岡放送の入社試験を受ける際、エントリーシートに「会長が知人」と書いたことから、面接で「この(面接官の)中にあなたの知人の会長はいますか?」と訊かれ、咄嗟に「この中にはいらっしゃらないと思います」と答えたところ、面接官の一人から「私が会長です」と言われたことがあった[3]。
- 1970年11月25日、普段は使われていないスタジオで先輩アナウンサーがニュース原稿を読んでいるのを見かけて、原稿読みの練習をしているものと思い込み、驚かしてやろうと思ってスタジオに入り「だ~れだ?」と手で先輩の目を隠したところ、先輩だけでなくスタジオ中が大慌てする事態になった。この時はちょうど三島事件のニュース速報を伝えていた最中であり、残間の声も生放送中に流れたため放送事故状態になってしまった[6]。
- 静岡放送のアナウンサー時代、ラジオの『歌のない歌謡曲』のパーソナリティを担当していたことがあったが、ちょうど生放送だったある日の放送でレコードのプレイヤーが回らず、手でプレイヤーを回していたが、段々手が疲れてレコードの音もおかしくなってきたことで「もう番組終わりだ」と思ったということがあった[7]。
著書
- 『一度は結婚してみよう』(ルック社、1976)
- 『雨天決行 恋するように仕事をしたい』(文化出版局、1984)のち三笠書房知的生きかた文庫
- 『男解体新書』(講談社、1985)
- 『女の仕事 地球は、私の仕事場です』(文化出版局、1987)
- 『元気のヒミツ 戦略を持たない女は生き残れない』(PHP研究所、1994)
- 『はじめて就職するあなたへ』(PHP研究所、1995)
- 『なんでもかんでも腹が立つ』(角川春樹事務所、1997)
- 『それでいいのか 蕎麦打ち男』(新潮社、2005)「引退モードの再生学」文庫
- 『モグラ女の逆襲 〜知られざる団塊女の本音〜』(日本経済新聞出版社、2007)
- 『人と会うと明日が変わる』(イースト・プレス、2011)
- 『閉じる幸せ』(岩波新書、2014)
- 『もう一度花咲かせよう』(中公新書ラクレ、2019)
出演番組
脚注
外部リンク