楠野 麻衣(くすの まい、1986年(昭和61年)6月8日 - )は、日本のソプラノ歌手。藤原歌劇団正団員。日本児童教育専門学校講師。
徳島文理大学音楽学部声楽専攻卒業。徳島県徳島市出身。
経歴
徳島県徳島市出身。徳島県立城北高等学校を卒業し、2009年(平成21年)、徳島文理大学音楽学部声楽専攻を卒業。これまでに声楽を五十嵐麻利江、スザンナ・リガッチ、大戸井啓子、熊谷公博、稲富祐香子、平岡路子に師事[1]。
2012年(平成24年)、日本オペラ振興会オペラ歌手育成部を修了し、同年の徳島音楽コンクールでグランプリを受賞[1]。2013年(平成25年)にイタリアのペーザロで開催された「アカデミア・ロッシニアーナ2013」に参加し、ロッシーニ・オペラフェスティヴァルにおける若手公演「ランスへの旅」のモデスティーナ役でオペラデビューする。その後、2016年(平成28年)に立石信雄海外研修奨学生として渡伊[2]。
藤原歌劇団主催のオペラでは、これまでに「こうもり」のイーダ役、「カルメン」のフラスキータ役、「ジャンニ・スキッキ」のネッラ役、「イル・カンピエッロ」のニェーゼ役、「ラ・チェネレントラ」のクロリンダ役、「天国と地獄」のヴェヌス役、「愛の妙薬」のジャンネッタ役などで出演した[3]。
2022年(令和4年)、熊本復興国際オペラ歌手コンクールで特別賞を受賞。またこれまでに藤原歌劇団正団員、日本児童教育専門学校講師などを歴任[1]。
受賞
出演
CM
脚注
- ^ a b c “ソプラノ歌手・楠野麻衣さん(徳島市出身) 22日、徳島市でオペラ「愛の妙薬」出演 「成長した姿を見て」 古里の舞台、大きな喜び”. 徳島新聞. 2024年12月24日閲覧。
- ^ “楠野麻衣”. ぶらあぼONLINE. 2024年12月24日閲覧。
- ^ “着物で、所作で、日本オペラで表現する、実在した「大姫」の心。”. 日本オペラ協会. 2024年12月24日閲覧。
外部リンク