森本穫(もりもと おさむ、1942年(昭和17年)- )は、日本近現代文学の研究者。
福井県生まれ[1]。早稲田大学第一法学部、第一文学部国文専修卒業[1]。紅野敏郎に師事。1968年(昭和43年)に国語教師として広島県立油木高等学校に赴任[2]。1978年(昭和53年)頃、安田女子大学専任講師、のち賢明女子学院短期大学教授を務めた。日本近代文学専攻。松本清張研究会会員。川端康成学会常任理事。阿部知二研究会事務局長[1]。
著書
- 『愛の文学選』渓水社 1980
- 『魔界遊行――川端康成の戦後』林道舎 1987
- 『孤児漂白――川端康成の世界』林道舎 1990
- 『阿部知二 原郷への旅』林道舎 1997
- 『作家の肖像――宇野浩二・川端康成・阿部知二』林道舎 2005
- 『松本清張 歴史小説のたのしみ』洋々社 2008
- 『魔界の住人 川端康成 その生涯と文学』(上・下巻)勉誠出版 2014
- 『川端康成の運命のひと 伊藤初代』ミネルヴァ書房 2022
共編
- 『日本近代文学――小説に描かれた女性像』渓水社 1981
- 『川端康成 注釈:遺稿「雪国抄」・「住吉」連作』平山三男と共編著 林道舎 1984
- 『姫路文学散歩』神戸新聞総合出版センター 1991
脚注
参考資料
外部リンク