梶川 岳(かじかわ がく)は日本の漫画家。愛知県名古屋市出身[1]。戸音名義でも活動している。[要出典]
来歴
2009年に読切『雨の日回り道』で第7回ストキン炎プリンス部門炎努力賞を受賞。21歳の時、『→B』を投稿し、2012年8月期サンデーまんがカレッジ「あと一歩で賞」を受賞[2]。
2014年6月(23歳の時)に、マンガ家をめざす若者を応援する「紫雲荘活用プロジェクト」の第2期生として、赤塚不二夫の仕事部屋だった紫雲荘(トキワ荘の隣)に入居した[1]。
ウェブコミック投稿サイト『少年ジャンプルーキー』(集英社)に作品を投稿し、編集者から評価される[3]。『少年ジャンプ+』(集英社)2015年8月22日に読切『アキと君代の次回決闘!!』を掲載し[4]、漫画家デビューを果たす。
24歳の時『コミックゼノン』(徳間書店)とメディバンが共同で開催した第1回一芸突破漫画オーディションに『境界フレンド』を投稿し、セリフ部門優秀賞を受賞[5]。特別審査員はONEが務めた[6]。
『WEBコミックぜにょん』(ノース・スターズ・ピクチャーズ)2016年5月1日より、『真亜ちゃんは今日も家にいたい』を連載[7]。
作品リスト
漫画作品
タイトル |
形式 |
掲載号 |
収録 |
備考
|
雨の日回り道 |
読切 |
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- |
第7回ストキン炎プリンス部門炎努力賞
|
→B |
読切 |
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- |
2012年8月期まんがカレッジ「あと一歩で賞」
|
アキと君代の次回決闘!! |
読切 |
J+ 2015年8月22日[4] |
- |
デビュー作
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境界フレンド |
読切 |
|
- |
第1回一芸突破漫画オーディションセリフ部門優秀賞
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恋心は屑籠に |
読切 |
CZ 2015年11月号 |
- |
|
真亜ちゃんは今日も家にいたい |
連載 |
WCZ 2016年5月1日[7] - 10月16日 |
全1巻 |
月2回更新
|
日陰者の空 |
読切 |
J+ 2017年7月6日 |
- |
|
ロストサマーメモリー |
読切 |
J+ 2017年12月28日 |
- |
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ヒナちゃんチェンジ |
連載 |
J+ 2019年6月28日[8] - 2020年6月12日 |
全3巻 |
毎週→隔週更新
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如月さんは時を止めている |
読切 |
YKB 2022年3月号[9] |
- |
|
パパのセクシードール |
連載 |
『月刊コミック電撃大王』(KADOKAWA) 2023年1月号 - 2024年2月号 |
全2巻 |
|
イラスト
評価
- 週刊少年ジャンプ編集部の編集者からは、「温かみのある絵柄」と「どの作品にも何かひとつ読者を驚かせる仕掛けが施されている」ことを評価された[3]。
- 漫画家のONEは、第1回一芸突破漫画オーディションセリフ部門に投稿された『境界フレンド』に対して、「コマを追うごとに同じセリフに重みが増していく演出が、上手い」とコメントした[5]。
関連項目
脚注
- ^ a b “トキワ荘の隣にマンガ家のたまご2人が入居 /東京”. 2019年7月26日閲覧。
- ^ “2012年8月期発表”. 2016年5月1日閲覧。
- ^ a b “【第3回】「ルーキー」から読切デビューを果たした3名の作家&担当にインタビュー!”. 2016年5月1日閲覧。
- ^ a b “西義之、セクシーな女猟師描くファンタジー読切でジャンプ+に登場”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年8月17日). https://natalie.mu/comic/news/157278 2022年2月4日閲覧。
- ^ a b “第1回一芸突破マンガオーディション結果発表”. 2016年5月1日閲覧。
- ^ “ゲテモノにバンジー……出不精彼女を連れ回す「真亜ちゃんは今日も家にいたい」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年10月19日). https://natalie.mu/comic/news/206051 2022年2月4日閲覧。
- ^ a b “織田信長が犬に転生する「織田シナモン信長」など、ぜにょんでトリプル新連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年5月1日). https://natalie.mu/comic/news/185751 2022年2月4日閲覧。
- ^ “ルーキー出身作家の新連載が少年ジャンプ+で6/28(金)スタート!”. ジャンプルーキー!. 集英社 (2019年6月24日). 2022年2月4日閲覧。
- ^ “「ヒナちゃんチェンジ」梶川岳の読み切りがYKブルに、カエデミノル・横山旬も初登場”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年2月4日). https://natalie.mu/comic/news/464532 2022年2月4日閲覧。
- ^ “紫雲荘で活動するマンガ家・桐木さんと、マンガ家を目指す若者が切手をデザイン”. 2016年5月1日閲覧。
- ^ “第四回連載投稿トーナメント2”. 2016年5月1日閲覧。
外部リンク