柏枝 真郷 (かしわえ まさと、女性、2月14日 - )は、日本の小説家。茨城県在住。1960年代後半の生まれ[1]。
経歴・人物
東京理科大学理学部化学科卒。大学卒業後はコンピュータ会社に入社し、OLとして勤めた。入社2年目に小説を書き始め、雑誌『JUNE』の「小説道場」に投稿して中島梓(栗本薫)の門弟となり、執筆に励む。1991年9月、中島の紹介により、光風社出版から『時が過ぎゆきても』が刊行され、単行本デビューした[1]。1995年1月までOLとの兼業生活となったが、睡眠時間3時間という兼業生活の無理がたたり体調を崩し「二足の草鞋は履けない」と会社を退職した。以降、専業作家として活動。東京に24年ほど居を構えていたが、2017年3月に茨城県に移住した。
主な作品
- 「DESPERADO」シリーズ(光風社出版)
- 「厄介な連中」シリーズ(角川書店)
- 「硝子の街にて」シリーズ(講談社X文庫ホワイトハート)
- 「PARTNER」シリーズ(C★NOVELS)
- 「ライバル」シリーズ(講談社X文庫ホワイトハート)
- 「社内恋愛コンプレックス」シリーズ(角川ルビー文庫)
- 「晴れ、のち雷シリーズ」シリーズ(角川ルビー文庫)
- 「貴族デザイナーの華麗な事件簿」シリーズ(富士見L文庫)
関連項目
脚注
- ^ a b 柏枝真郷『時が過ぎゆきても』(1998年6月・クリスタル文庫版) あとがき より
外部リンク