杉並区立杉並第一小学校(すぎなみくりつすぎなみだいいいちしょうがっこう)は、東京都杉並区の公立小学校。1875年(明治8年)に開校[1]。杉並区の公立小学校では一番古い。
地理
東京都杉並区阿佐谷北に属する。阿佐ケ谷駅から中杉通り(東京都道427号瀬田貫井線)を北に100mほど進んだ場所に位置する。
開校当初は馬橋村(現在の梅里周辺)に学校があった。
概要
杉並第一小学校は、明治8年(1875年)、かつての馬橋村(現在の梅里周辺)の馬橋清見寺本堂に「桃園(とうえん)学校(後の中野区立桃園小学校)第一番分校」として開校し、明治9年(1876年)に「桃野(とうや)学校」として独立した。開校当時の児童数は55人であったが、その後の児童数の増加で、明治17年(1884年)に現在地に移設された[2]。
昭和22年(1947年)に「杉並第一小学校」となった。1947年 - 1949年ごろに全校生徒数のピークを迎える。その後、少子化に伴って、平成14年(2002年)に全校児童数が最少になる[2]。
平成27年(2015年)現在、累計卒業生は、12,481人である[2]。
現在の概要
教育目標としては、「心の豊かな子ども」「進んで学ぶ子ども」「体をきたえる子ども」である[1]。
将来的に、現在地から移転する計画がある[3]。阿佐谷児童館は、当校より早く阿佐ヶ谷けやき公園跡地に移転した。旧阿佐谷児童館跡地の用途は未定である。
給食
杉並区では高い栄養を取るために週に1~3回程麦飯を出している。
2021年度には全国各地の郷土料理、2022年度には世界の料理を出してコロナで世界、全国各地に行けなくても給食で再現している。
歴史
関係者
- 出身者
外部リンク
脚注