本台山城(もとだいやまじょう)は、香川県仲多度郡多度津町の現桃陵公園一帯にあった日本の城(山城)。別名多度津城。東麓の西側(西方寺、観音堂、墓地、光厳寺周辺)に居館があったとされる。
歴史
正平19年・貞治3年(1364年)、讃岐守護細川氏に従って相模より入部してきた香川氏が築城。天霧城が有事の際の詰の城として使われていたのに対し、平時の居館として使われていた。天正13年(1585年)、豊臣秀吉の四国征伐に伴い、香川氏は改易となり、本台山城も廃城となった。
遺構
史跡等には指定されていないが[1]、公園の東方の丘にある園地の東側に石垣の遺構が現存する。
脚注
関連項目