木村 太郎(きむら たろう、1931年(昭和6年)- )は、日本の銀行家。戦後A級戦犯として絞首刑に処された陸軍大将木村兵太郎の長男。日本銀行監事などを歴任した。
経歴
東京市出身。永田町小学校(現・千代田区立麹町小学校)卒業。新制の東京大学法学部を卒業。卒業後、日本銀行に入行し、以来平成5年(1993年)に退行するまで、監事などの職を歴任した。退行後は、父・木村兵太郎が眠る靖国神社をめぐるA級戦犯分祀を神社側主導で実現させようと働きかけた。
出典
- 「昭和二十三年 東京裁判 A級戦犯の父を失った家族の戦後」文藝春秋2015,1
- 「A級戦犯・木村兵太郎(刑死)長男の訴え 父を靖国から分祀してほしい」文藝春秋2015,9
- 『戦後70年日本人の証言』文藝春秋 編 文藝春秋 2015
関連項目