有栖川宮正仁親王(ありすがわのみや ただひとしんのう)は、江戸時代の皇族。世襲親王家の有栖川宮第4代当主。有栖川宮幸仁親王(後西天皇皇子)の第1王子。生家から将来の有栖川宮の当主になることが確定的であった。宝永7年(1710年)、清閑寺熙定の女で徳川綱吉養女の竹姫と婚約したが、6年後に婚儀を目前にして早世。嗣子無く薨去したため、霊元天皇第17皇子の職仁親王が有栖川宮を継承した[1]。
系図
後水尾天皇
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後西天皇
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有栖川宮幸仁親王
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有栖川宮正仁親王
脚注
- ^ 日本人名大辞典+Plus, デジタル版. “正仁親王(ただひとしんのう)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2023年3月29日閲覧。