時報イーグルス(じほうイーグルス、中国語: 時報鷹)は、かつて中華職業棒球聯盟に所属していたプロ野球チーム。
概要
前身は1990年に結成された「黑鷹棒球隊」であり、翌1991年に中国時報集団の後援を受け、時報鷹隊となった。「暴力鷹」の愛称を持つ。チームカラーは黒色と白色。歴代の監督は李瑞麟及び林信彰(中国語版)であり、代表的な選手としては「棒球王子(野球王子)」廖敏雄(中国語版)、「不良」曾貴章(中国語版)、「神奇小子(マジックマン)」黄裕登(中国語版)、「盗俠(スチール・ガイ)」張耀騰(中国語版)が挙げられる。
1997年前期にリーグ優勝したが、翌1998年「黒鷹事件」と呼ばれる野球賭博事件に関連したため解散した[1]。現在も中国時報集団の系列企業である中天電視公司の支援の下、球団在籍者で「時報鷹棒球教練隊」(時報イーグルス野球コーチ団)が組織され活動している[2]。
沿革
過去に在籍していた選手
年度別成績
レギュラーシーズン
年度 |
監督 |
順位 |
試合数 |
勝利 |
敗戦 |
引分 |
勝率 |
ゲーム差 |
備考
|
1993 |
李瑞麟 |
5 |
90 |
36 |
52 |
2 |
.409 |
18.0 |
|
1994 |
李瑞麟 |
3 |
90 |
46 |
43 |
1 |
.517 |
18.5 |
|
1995 |
李瑞麟 |
3 |
100 |
49 |
50 |
1 |
.495 |
13.5 |
|
1996 |
李瑞麟 |
2 |
100 |
56 |
41 |
3 |
.577 |
4.0 |
|
1997 |
李瑞麟・林信彰 |
6 |
96 |
41 |
51 |
4 |
.446 |
18.5 |
|
合計 |
|
|
476 |
228 |
237 |
11 |
.490 |
|
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台湾シリーズ
日本のプロ野球との関係
広島東洋カープと技術交流契約を結んでおり、広島球団がドミニカ共和国に設立したカープアカデミー出身の選手を多く受け入れていた。また広島球団在籍中の選手を一時的に移籍させ出場させたりもしており、永射保・堀井恒雄・福富邦夫がコーチとして、川島堅・矢野和哉・池田郁夫・菊地原毅・鈴木健・千代丸亮彦が選手として入団した。
脚注
関連項目
中華職業棒球大聯盟( Chinese Professional Baseball League) |
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現存チーム | |
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解散したチーム | |
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