昆布森村(こんぶもりむら)は、北海道にあった村。現在の釧路町昆布森地区にあたる。
村名の由来は、アイヌ語のコンプ・モイ(kompu-moy/コンブ・入江)。なお、同じアイヌ語地名が根室市に存在するが、漢字が違い、「昆布盛」となっている。
地理
太平洋に面していた。
沿革
- 1880年(明治13年) - 昆布森村がおかれる
- 1908年(明治41年)3月7日夕方 - 9日夕方 - 暴風雪のため、18人が家屋の下敷きとなり圧死した。
- 1919年(大正8年)4月1日 - 北海道二級町村制の施行により、昆布森村、跡永賀村及び仙鳳趾村の区域をもって、改めて昆布森村が発足する。
- 1950年(昭和25年) - 国勢調査:人口2,732 世帯数426
- 1955年(昭和30年)1月1日 - 釧路村と合併し、改めて釧路村が発足する。同日、昆布森村が廃止。
産業
主要産業は漁業
脚注
- ^ 昭和26年度第57回北海道統計(昭和26年3月31日北海道総務局統計課発行)参照
参考文献
- 「釧路の76日啄木(入力の関係上、「啄」で代用した)日記から」『北海道新聞夕刊』2008年(平成20年)3月7日金曜日釧路14面ひろびろくしろ
関連項目