200SX(ツーハンドレッド・エスエックス)は日産自動車がかつて販売していたクーペ。基本的にはシルビア/180SXの輸出仕様車であるが、90年代の北米向けラインアップにおいてはルキノクーペを指していた。(詳細下記)
概要
輸出される地域や時期の違いにより、200SXという名称の車両は以下のように存在する。
- 日本名:シルビア/180SX
- 欧州輸出モデル - S13/S14型シルビア/RPS13型180SX
- 北米輸出モデル - S10/S110/S12型シルビア - : S13/S14型は2,400ccエンジンを搭載し、240SXとして販売されていた。
- 東南アジア(ASEAN諸国)、豪州輸出モデル - S12 - S15型シルビア -S12 - 14型は2,000ccエンジン(SR20DET)を搭載。香港・タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・豪州・ニュージーランドで販売された。 S15型シルビアは豪州と同仕様がニュージーランドでも販売された。
- 日本名:ルキノ
なお、車名の由来は、2,000ccのエンジンを搭載していた事によるが、例外がある。欧州仕様のS13型200SXはデビュー当時1,800ccのエンジンであるCA18DETを搭載していた(その後、マイナーチェンジでSR20DE/SR20DETエンジンへ変更された)。また北米仕様のS12型200SXには3,000ccのエンジンであるVG30Eを搭載したモデルが存在した(販売のメインはCA20E搭載モデルだった)。さらに、北米仕様のB14型200SXのベーシックグレードには1,600ccのエンジンであるGA16DEを搭載していた(販売のメインはSR20DE搭載のモデルだった)。
関連項目