支保工

支保工(しほこう、英語: falsework)はトンネル橋梁などの土木工事や建築などにおいて、上または横からの荷重を支えるために用いる仮設構造物である。

概要

トンネルや地盤の掘削に際し、部材を柱やアーチ構造にして地山の崩壊や落盤の防止する[1]、また、ビルなどの建築物の鉄骨の梁などを一時的に支える仮設物である。本体工事の安全を確保するために不可欠な構造物であるが、荷重に見合わない支保工の設置[2]や解体時に大きな事故を招くことがある[3]

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脚注

  1. ^ 支保工『新版 2級土木施工管理技士 受験用図解テキスト5 用語集』p74 土木施工管理技士テキスト編集委員会編 1987年
  2. ^ 支保工に強度不足の疑い浮上、大林組JVの鉄骨崩落事故で厚労省も注意喚起”. 日経クロステック (2023年10月6日). 2023年10月19日閲覧。
  3. ^ 支保工を起因物(小)とする死亡災害事例(1999-2020年)”. 中央労働災害防止協会 (2020年). 2023年10月19日閲覧。

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