我入道の渡し

客を運ぶ我入道の渡し
使用される木造船

我入道の渡し(がにゅうどうのわたし)は、静岡県沼津市狩野川河口で運航されている渡し船

明治時代に始まり、自転車やリヤカーを乗せて渡る客もいた[1]。しかし、1968年昭和43年)に港大橋が完成し客が減り[1]1971年(昭和46年)に廃止された。

1997年平成9年)には観光用として復活。地元の船大工が造った昔ながらの木造船が使われている[1]。現在では市中心街に近いあゆみ橋からも発着する[2]。乗船客は年間約4,000人前後だが、年々減少している[1]

運航時期は、おおよそ土・日・祝日を運航日としているが、夏季と冬季の約6ヶ月間は運航していない[2]。運賃は大人100円、小人50円[2]。定時出航についてはあゆみ橋(中心市街地)から沼津港を経て、我入道(狩野川河口)の間を午前、午後2往復ずつ。沼津港(蓼原町地先狩野川河口・桟橋無し・船備の鋼板で乗降)と我入道の間は運航日において随時運航している。

脚注

関連項目

外部リンク

座標: 北緯35度04分48秒 東経138度51分41秒 / 北緯35.079961度 東経138.861366度 / 35.079961; 138.861366