御坂サイフォン橋(みさかサイフォンばし)は、兵庫県三木市志染町御坂にある水路橋であり、噴水管橋(逆サイフォン橋)である。通称「眼鏡橋」。
概要
淡河川疏水の一部をなし、山から谷を渡って川を越え、向かいの山へと水を運ぶ石造アーチ橋で、竣工当時としては画期的な事業であった。
逆サイフォンの肝となる鋼管の全長は2,482尺(約752m)に及び、志染川に架かる眼鏡橋は全長54m・全高12mである。
各地点の標高は、淡河川上流の取水地側で134.1m、眼鏡橋では77.7mまで下り、対岸で131.2mまで達した後、三木総合防災公園の下を芥子山隧道で通り抜け、山田川疎水と合流し播磨平野に至る。
その後、国営東播用水事業によってコンクリートアーチ橋が並んで建設されており、石造アーチ橋は現在使用されていない。
歴史
設計者
周辺
周辺の道路
脚注
関連項目
外部リンク
座標: 北緯34度47分25.0秒 東経135度3分20.9秒 / 北緯34.790278度 東経135.055806度 / 34.790278; 135.055806