後白河(ごしらかわ、3585 Goshirakawa)は、小惑星帯にある小惑星である。
1987年1月28日、新島恒男と浦田武が群馬県尾島町(現・太田市)で発見した。
命名
名称は平安時代末期の第77代天皇・後白河天皇(1127年 - 1192年)にちなむ[1]。
浦田は、(4375) 清盛や (3733) 義朝、(3902) 頼朝をはじめとして、多くの小惑星に『平家物語』に登場する平安時代末期(保元・平治の乱から源平合戦にかけて)の歴史人物の名を付けている。浦田が命名したこの時期の天皇家関連の小惑星には、
- (5683) 美福門院:第74代鳥羽天皇(後白河天皇の父)の皇后
- (4767) Sutoku(崇徳):第79代天皇。後白河天皇の兄
- (5578) Takakura(高倉):第80代天皇。後白河天皇の子
- (5242) 建礼門院:高倉天皇の中宮
- (5684) 小督:高倉天皇の寵姫
- (3686) 安徳:第81代天皇。後白河天皇の孫
- (5650) 以仁王:後白河天皇の子
がある。
関連項目
註
外部リンク