岩神稲荷神社(いわがみいなりじんじゃ)は、群馬県前橋市の神社。
歴史
江戸時代初期に創建された。前橋藩初代藩主の酒井重忠が、当地の巨岩の上に稲荷神を勧請したのが創建の由来である。巨岩の上の神ということから「岩神稲荷神社」と呼ばれるようになり、当時の村名も「岩神村」となっている[1]。
この巨岩は「岩神の飛石」と呼ばれている。石質は溶結凝灰岩で、高さ9.6メートル(地上露出部分)もある。赤城山の噴出物という説もあったが、調査により浅間山のものであることが判明した[1][2]。
文化財
交通アクセス
脚注
- ^ a b 飛び石稲荷神社前橋観光コンベンション協会「前橋まるごとガイド」
- ^ 群馬県高等学校教育研究会歴史部会 編『群馬県の歴史散歩(歴史散歩10)』山川出版社、2005年、7-8p
- ^ 岩神の飛石文化庁
参考文献
- 群馬県高等学校教育研究会歴史部会 編『群馬県の歴史散歩(歴史散歩10)』山川出版社、2005年