山口城(やまぐちじょう)は、岐阜県本巣市にあった日本の城(山城)。
歴史
『美濃国諸旧記』によれば、鎌倉時代に梶原景時が城主を務めたとあるが、定かでない。美濃国の古記録によると古田重勝(兵部)が城主であったという。
構造
標高345メートルの権現山山頂を削平して曲輪が形作られ、その周りに幅2から6メートルの腰曲輪が設けられている[1]。南東に削平された中の城と呼ばれる場所があり、城の一部であったと考えられている。
所在地
岐阜県本巣市山口権現山山頂
脚注
参考文献
- 三宅唯美・中井均ほか 2010「山口城、祐向山城、法林寺城」『岐阜の山城ベスト50を歩く』p.38 サンライズ出版
関連項目