尾張三条駅(おわりさんじょうえき)は、愛知県中島郡起町(現・一宮市三条)にあった、名古屋鉄道(名鉄)起線(軌道=路面電車)の電車停留所(廃駅)である。
駅構造
相対式2面2線の乗り場であり、交換施設を有していた[1]。隣接して三条検車区が設置されており、起線の中心的な役割があった。検車区は孤立した軌道線である起線の車両の整備を担当し、同線の廃止まで使用された。単車7両ほどが在籍した[2]。
歴史
現在
駅は現在の名鉄バス尾張三条バス停付近。車庫跡は名鉄バスの転回場として使用されていたが、現在は西松屋が建っている。
尾張三条バス停の待合所には、起線で使用されていたと推測されるレール(アメリカ製)が使用されている。
隣の駅
- 名古屋鉄道
- 起線
- 篭屋駅 - 尾張三条駅 - 西三条駅
脚注
- ^ 清水武、田中義人『名古屋鉄道車両史 上巻』アルファベータブックス、2019年、184頁。ISBN 978-4865988475。
- ^ 清水武、田中義人『名古屋鉄道車両史 下巻』アルファベータブックス、2019年、145-146頁頁。ISBN 978-4865988482。
関連項目