小島 太郎(、1959年〈昭和34年〉[1]12月22日[2] - )は日本映画の製作担当者、元東宝映像美術取締役[1]、ドリームスタジオ取締役営業企画部長[3][4]。大阪府出身[2][1]。
人物・エピソード
1983年、東宝映像に中途入社[5]。CF部のプロデューサーとして、CFを多数制作[2]。その後、テレビ、映画、イベント映像など多岐に渡る映像作品を手掛ける[2][5][4]。
ゴジラシリーズの特技監督である川北紘一とはCM時代からのつながりがあり[5]、小島は川北にいい画を撮らせてあげたいという思いを常に抱いていたという[3]。『ゴジラvsスペースゴジラ』(1994年)のころは川北が多忙であったため、川北が監督する予定であったCMを小島が手掛け、クライアントがチェックに来るときだけ川北が監督しているように見せかけていたという[4]。『ゴジラvsデストロイア』(1995年)では、品川駅沿いから新幹線の横を逃げるエキストラをどうしても撮りたいという川北のため、土下座までして撮影許可を得たこともあった[3]。
映画
脚注
- ^ a b c d e f VSビオランテコンプリーション 2015, p. 35, 「GODZILLA VS BIOLLANTE staff Message 小島太郎」、VSデストロイアコンプリーション 2017, p. 29, 「STAFF MESSAGE 小島太郎」、VSスペースゴジラコンプリーション 2021, p. 26, 「STAFF MESSAGE 小島太郎」
- ^ a b c d 最新ゴジラ大百科 1991, p. 98, 「ゴジラスタッフ名鑑」
- ^ a b c VSデストロイアコンプリーション 2017, p. 29, 「STAFF MESSAGE 小島太郎」
- ^ a b c VSスペースゴジラコンプリーション 2021, p. 26, 「STAFF MESSAGE 小島太郎」
- ^ a b c VSビオランテコンプリーション 2015, p. 35, 「GODZILLA VS BIOLLANTE staff Message 小島太郎」
参考文献
- 『ENCYCLOPEDIA OF GODZILLA 最新ゴジラ大百科』監修 田中友幸、責任編集 川北紘一、Gakken〈Gakken MOOK〉、1991年12月1日。
- コンプリーションシリーズ(ホビージャパン)
外部リンク