宮古製糖株式会社(みやこせいとう)は、沖縄県宮古島市に本社を置く製糖会社である。
概要
宮古島市宮古島の城辺工場、同伊良部島の伊良部工場、宮古郡多良間村多良間島の多良間工場の3つの製糖工場で製糖を行っている[1]。このうち、多良間工場は多良間村が建設したもので、宮古製糖はその指定管理者として操業している[5][6]。
城辺工場、伊良部工場で生産された分蜜糖(粗糖)は原料糖として出荷され[7][8]、本土の大手製糖業者の工場で上白糖等に加工される[9]。一方、多良間工場で生産された含蜜糖(黒糖)は、多良間島の特産品として販売されている[9][10][11]。
工場
- 多良間工場
- 所在地 - 〒906-0601 沖縄県宮古郡多良間村字塩川2795番地
- 含蜜糖(黒糖)工場[12]
- 公称能力 - 250t/日[5]
- 城辺工場
- 所在地 - 〒906-0108 沖縄県宮古島市城辺字砂川836番地
- 分蜜糖(粗糖)工場[12]
- 公称能力 - 1,800t/日
- 伊良部工場
- 所在地 - 〒906-0503 沖縄県宮古島市伊良部字伊良部1391番地
- 分蜜糖(粗糖)工場[12]
- 公称能力 - 490t/日
沿革
多良間工場
- 1964年(昭和39年) - 多良間村農協の製糖施設を譲受け、宮多製糖株式会社が設立される(公称能力 50t/日)[1]。
- 1965年(昭和40年) - 糖業振興法に基づき増設を行い、公称能力が120t/日になる
- 1971年(昭和46年)9月 - 合併により、宮多製糖株式会社は宮古製糖株式会社多良間工場となる。
- 1976年(昭和51年) - 多良間工場が新築移転し、公称能力が250t/日になる
- 2018年(平成30年) - 多良間工場の隣地に新工場完成[5][6][19]。
脚注
関連項目
外部リンク