孫儷(スン・リー、ベティ・スン、もしくは ソン・リーと表記、1982年9月26日 - )は、中国の女優。身長165cm、体重45kg。
人物・経歴
上海市出身。5歳から舞踏を習い始め、11歳の時に上海東方小伙伴芸術団の代表として日本や米国を訪問した経験を持つ。15歳で人民解放軍の上海警備区文工団に入団し、1998年には全軍の舞踏コンクールで一等賞を獲得。1999年には優秀兵士に選ばれ、江沢民と接見したこともある。その後、上海東方文化学院影視科を卒業。
まだあまり演技の経験がなかった2002年にテレビドラマ『玉観音』の主役に抜擢され、これが大ヒット。第22回中国電視金鷹賞で人気女優賞など多くの賞を獲得し、その後も立て続けにドラマに主演してヒットを連発して、毎年数本のドラマに主演する人気女優となった。2012年の『宮廷の諍い女』の大ヒットで広くアジア圏で知られる女優となり、『ミーユエ 王朝を照らす月』(2015年)、『月に咲く花の如く』(2017年)も大ヒット、後者は社会現象となるほどの反響を巻き起こした。
映画では代表作と呼べるような作品がなかったが、2018年にチャン・イーモウ監督の『SHADOW/影武者』に主演した。
2004年には日本でオンエアされたサントリーウーロン茶のCMに出演している。
夫は中国の俳優、ダン・チャオ(鄧超)で2010年に結婚。夫婦間には息子(2011年生)と娘(2014年生)がいる。第二子出生の際には夫婦ともに香港永久居住民としての申請が受理されており、一人っ子政策の制約を受けなかった[1]。
主な出演作品
邦題(原題・別題、製作年)、役名の順。
映画
テレビドラマ
脚注
- ^ 「Record china」2014年5月6日(火) 17時16分配信記事
外部リンク