大石初太郎

大石 初太郎（おおいし はつたろう、1911年12月13日^[1] - 2003年5月25日）は、日本の国語学者、国立国語研究所名誉所員。

来歴・人物

静岡県出身。静岡県立掛川中学校（現在の静岡県立掛川西高等学校）を経て、1939年東京文理科大学国文科卒業。国立国語研究所所員、専修大学教授、1982年定年となり文教大学教授を務めた。現代口語を研究し、『敬語』はロングセラーとなった。

1988年、勲四等瑞宝章を受章。2003年5月25日、呼吸不全のため死去^[1]。

著書

単著

• 話しコトバの性格 光風出版 1956 (話しことば新書)
• 正しい敬語 あなたは言葉で評価される 大泉書店 1966
• 話しことば 筑摩書房 1967 (グリーンベルト・シリーズ)
• 話しことば論 秀英出版 1971
• 敬語 筑摩書房 1975 のち文庫
• 文章批評 筑摩書房 1980.12 (言語生活叢書)
• 現代敬語研究 筑摩書房 1983.4

共編著

• 新選国語辞典 金田一京助,佐伯梅友共編 改訂版 小学館 1962
• 敬語の使い方 林四郎共編 明治書院 1975 (作法叢書)
• 方言と標準語 日本語方言学概説 上村幸雄共編 筑摩書房 1975

脚注

1. ^ 『現代物故者事典2003～2005』（日外アソシエーツ、2006年）p.104

参考

• 著書の紹介文