大塚 恭司(おおつか きょうじ)は、日本のテレビディレクター、プロデューサー、映画監督。
経歴
慶應義塾大学在学中に、自主映画制作集団「ダイナマイトプロ」に参加。映画『シャッフル』『爆裂都市 BURST CITY』にスタッフ参加する。
大学卒業後日本テレビ放送網に入社。スポーツ中継、バラエティ班を経て、「11PM金曜日」の演出を担当。番組内で企画した『Mr.マリックの超魔術シリーズ』が大ヒットし、ゴールデンタイムに進出。以降8本のシリーズを全て構成、演出した。
その後『火曜サスペンス劇場』『金曜ロードショー』等のプロデューサーを経て、2005年に『女王の教室』で初めて連続ドラマを監督する。
2012年、日テレアックスオンに出向、他局の番組も手掛けるほか、土屋敏男が立ち上げた「LIFE VIDEO[1]」に参加し、個人・団体・法人等の「自分史ビデオ」のプロデューサー・ディレクターとして活動する。
2018年、正式に日テレアックスオンに移籍。2019年、『東京アディオス』で映画監督デビューを果たした。
2023年、日テレアックスオンを退社。フリーランスとなる。
人物
- 放送局の垣根を越えた企画としてNHK BSプレミアム プレミアムドラマの演出を手がけた。同じく、2013年2月にはNHKと日テレが共同制作した「60番勝負」に参加。翌日の日テレでの放送までに両局が5分間のミニドラマを制作する「24時間ドラマ対決」の担当者に指名され、番組で設定されたテーマに沿い、ファンタジーとホラーを組み合わせたドラマを、出演者・脚本などが決まっていない状態から制作した。大塚を指名したのは、共に観客として参加していた土屋敏男である。
- “ジャパニーズモダン”な映像構成を得意としており、時折サブカル風の演出を織り交ぜる。
- 山野一の作品集『混沌大陸パンゲア』巻末の解説にて「自身は躁うつ病であった」と語っている[2]。
作品
テレビドラマ
プロデュース
映画
脚注
外部リンク