堀 誠(ほり まこと、1954年 - )は、日本の中国文学者。専門は日中比較文学。早稲田大学教授[1]、西安交通大学名誉教授。
人物
栃木県生まれ。1977年早稲田大学教育学部国語国文学科卒業、1980年早稲田大学大学院文学研究科中国文学専攻修士課程修了、1984年同大学院単位取得満期退学[1]。澤田瑞穂に師事した[2]。2009年 博士(学術)を取得。早稲田大学教育総合研究所所長(2010年~2016年)[4]、早稲田大学大学院教育学研究科教職研究科長(2016年~2018年)を歴任[5]。
著書
- 『流謫の花 ―中国の文学と生活―』(研文出版、2003年11月)
- 『日中比較文学叢考』(研文出版、2015年9月)
- 『日中比較文学の小径 ―古今逍遙―』(汲古書院、2021年5月)
- 『中国通俗小説故事論考 『平妖伝』とその周辺』(研文出版、2023年4月)
- 共著ほか
- 黄仁宇『万暦十五年 一五八七「文明」の悲劇』(共訳、東方書店、1989年8月)
- 『中国の群雄 三 覇権争奪』(真鍋呉夫共著、講談社、1998年2月)- 項羽を担当
- 『漢字・漢語・漢文の教育と指導』(編者、学文社、2011年3月)
- 『古典「漢文」の教材研究』(編者、学文社、2018年3月)
- 学位論文
脚注