土着倭寇(どちゃくわこう、朝鮮語: 토착왜구)とは、韓国の自生的な親日派を意味する新造語。
由来
日本による植民地時代李太鉉が書いた『精菴私稿』という散文集で「土倭」という言葉が親日附逆者という意味で使われた[1]。史学者の全遇容(チョン·ウヨン)は、「李太鉉はその言葉の創案者ではなく、多くの人が共感して書いたため、知識人の文集にも登録された」と推定した[2]。
また、土着倭寇という表現が初めてマスコミに登場したのは1908年とみており[3]、1910年、大韓毎日新報には「土倭天地」という文章が掲載され、「土倭」を「顔は韓国人だが、腸は倭人である鬼のような者、国を害し民を病に至らせる人種」と規定した[4]。史学者全遇容は「『土倭』を現代式に解釈した言葉が『土着倭寇』」と主張した[2]。
脚注