国際鉱物学連合(こくさいこうぶつがくれんごう、英: International Mineralogical Association、IMA)は、38か国の団体によって構成されている国際組織である[1]。鉱物学の発展と約5,000種の鉱物名の統一を目的としており、国際地質科学連合 (英: International Union of Geological Sciences、IUGS) と連携している。
日本では2006年から2010年まで大阪大学(会長は山中高光)に総会が置かれていた。
ワーキンググループと委員会
新鉱物・鉱物名委員会 (英: Commission on New Minerals, Nomenclature and Classification、CNMMN) を中心に活動している。新鉱物・鉱物名委員会は1959年に創設され、新しく発見された鉱物の命名、既存の鉱物名の改正、および新しく発見された鉱物の鑑定などを行っている。同委員会の委員長を加藤昭が1975年から1982年まで務めた。
国際鉱物学連合を構成する主な団体
- オーストリア鉱物学会 (Österreichische Mineralogische Gesellschaft)
- ブラジル地質学会 (Sociedade Brasileira de Geologia)
- カナダ鉱物協会 (Mineralogical Association of Canada)
- フランス鉱物・結晶学会 (Société Française de Minéralogie et de Cristallographie)
- ドイツ鉱物学会 (Deutsche Mineralogische Gesellschaft)
- イタリア鉱物・岩石学会 (Società Italiana di Mineralogia e Petrologia)
- 日本鉱物学会 (Mineralogical Society of Japan)
- ロシア鉱物学会 (Mineralogical Society of Russia)
- 南アフリカ鉱物協会 (Mineralogical Association of South Africa)
- スウェーデン鉱物学会 (The Swedish Mineralogical Society)
- スイス鉱物・岩石学会 (Swiss Society of Mineralogy and Petrology)
- イギリス鉱物学会 (Mineralogical Society of Great Britain and Ireland)
- アメリカ鉱物学会 (Mineralogical Society of America)
- ウクライナ鉱物学協会 (Ukrainian mineralogical association)
脚注
関連項目
外部リンク